資産運用をしている方が、年末までにしておくといいこと
皆さんは既に、今年の新NISAの枠は埋められているでしょうか?私の場合は前にも申し上げたかと思いますが、退職金を新NISAで運用しようと考えておりますので、今年の1月に一括のスポット投資で、240万円の成長投資枠はすべて埋めました。
私の資産運用は近いうちに起きるかもしれないと危惧している強烈なインフレに備えることが目的の一つなので、迷いなく1月の初めに埋めてしまいました。同じ理由で、積立て投資枠120万円についても、1月のうちにほぼ埋めました。まだ今年の枠が残っている方で、資金に余裕のある方は、早めに枠を埋めておくと良いかと思います。
積立て投資枠を一括で埋める方法
先ほど、「積立て投資枠も1月にほぼ埋めました。」と申し上げました。「積立て投資枠なのに、一括で埋める方法があるの?」と思われた方もおいでかもしれません。私が口座を持っている楽天証券、そしてSBI証券でも、積立て設定画面で「ボーナス積立て」を設定することで、ほぼ一括で埋めることができるので、簡単に方法をご紹介します。
楽天証券の場合、「マイメニュー」を選択すると、「積立設定」のボタンが出てきます。ボタンを押すと、次のオプションとして「投資信託」「国内株式」「米国株式」「NISA」が選べます。NISAを選択して、購入する銘柄を選びます。銘柄が決まったら、毎月何日に積立を行うのかを決めます。そして、ボーナス積立ての設定画面があるのでそこに進みます。年2回まで設定できますが、一括で入れる場合には一回だけ設定すれば大丈夫です。積立ては最低100円から行う必要がありますので、 12ヶ月をかけると1,200円になります。積立て投資枠の120万円から1,200円を引いた119万8800円を、ボーナス積立ての金額として設定すれば、その金額を一括で投資することができます。